ウィッツ、2018年春夏シーズン
「トヴホ」「ロックデュード」
update: 2017/09/25
ゴルフウエアブランド「ダンスウィズドラゴン」を手掛けるウィッツ(京都市)。個性派ゴルフウエアブランドの「トヴホ」および「ロックデュード」の2018年春夏シーズンでは、さらに各ブランドの世界観を重視した商品企画を充実させた。
ブランドの方向性が明確に
両ブランドは、主力の「ダンスウィズドラゴン」(DWD)に次ぐ2本目の柱にするべく立ち上げた。「トヴホ」は和柄・インディゴテイストが特徴、「ロックデュード」はストリート系のテイストをきれい目に仕上げている。
売上推移は、DWDに比べると規模は小さいが、共に2ケタ増と好調。販路の拡大に伴う売り上げの増加が最大の取り組み課題である。「トヴホ」は卸ビジネス主体、「ロックデュード」はインショップも展開する。共にECでも販売している。
「トヴホ」は和テイストからスタートしたが、ここ数シーズンは“和”を感じさせるインディゴテイストに落ち着きつつある。ブランドの方向性が明確になってきた。百貨店や高感度セレクトショップなどを中心に卸ビジネスを展開する。来シーズンも、こうした店舗との取り組みを計画している。
「ロックデュード」はきれい目をベースに、断ち切りやペンキ跡などの“汚し”を加えたテイストが特徴。「トヴホ」同様に、ブランドの方向性が明確になっている。ECの売り上げも増加傾向にある。