オッジ・インターナショナル
「ミラ・ショーン スポーツ」 2017年春夏シーズン
update: 2016/09/26
オッジ・インターナショナルが手掛けるゴルフウエアブランド「ミラ・ショーン」ブランドの2017年春夏シーズンでは、ブランドのデザイン性に加え、機能性も訴求する。得意にするファッション観を前面に推し出し、機能性も差別化要素に位置付ける。
機能性とファッション性を重視
同ブランドは、通年展開する商材が整わないため、本格的なコーナー展開はこれからである。現在は、ゴルフ系専門店などの卸ビジネスを主体に展開している。トライアルで今秋、伊勢丹立川店に「カステルバジャック スポーツ」との協業店舗を出店する。
企画面では、ファッション性は基本路線だが、吸水速乾や遮熱機能などの、機能性を付加した企画に力を入れている。「ミラ・ショーン」ブランドの世界観を活かしつつ、ゴルフウエアに必要な機能性を押さえている。
綿など天然素材を使用したジャケットなどもあるが、シャツなどでは、アクリル素材と綿を組み合わせた素材感と機能性の両立を追求したアイテムも企画した。ボトムスの企画も然りで、高品質の素材と機能性の両立を追求している。
メンズを中心に、UVカットや吸汗速乾、ストレッチ性など、ゴルフのプレーに必要な機能性を標準装備している。レディスでも、機能素材を使いつつ、ファッション性も最大限、表現している。吸水速乾・UV加工・遮熱・ストレッチといった機能性は、ファッション系ゴルフウエアブランドにおいても、標準装備になっているようだ。
新規顧客を取り込むため、エントリープライスの商材を新たに企画した。レディスでカットソーを主体に、20-30%ほど上代設定を下げたという。