デサント「ランバン スポール」 2017年春夏シーズン
機能性とファッション性の両立を強化
update: 2016/08/23
デサントのラグジュアリー系ゴルフウエアブランドの「ランバン スポール」。2017年春夏シーズンでは、引き続き機能性とファッション性の両立を強化する。汎用性を意識した「アベニールライン」は拡大の方向だ。
16年春夏は98%の推移
16年春夏は98%の推移は、前年同期比(6月まで)で、98%だった。レディスは100%と前年並みだったが、メンズが95%と苦戦した。17年春夏シーズンは106%と増収を計画している。
2020年を最終年度とする5カ年中期計画に基づき、「ランバン スポール」も計画を立てている。それによると、50-60代の富裕層の男女から支持されるブランドになるという目標を設定している。また、2020年において、国内の主力百貨店において、売上高および店舗数がNO.1になることを目指すという。
17年春夏シーズンは、主力の「スポーツライン」において、さらに機能性を強化する。同時に、ライフスタイルを意識した「アベニールライン」もさらに拡充する。タウンユースでは、メンズファッションで認知のある「レダ」および「ロロピアーナ」の素材を使用したトラッドテイストのジャケットを企画・提案した。
同時に機能性も両立させている。春先の企画では、“花粉”対策で、静電防止機能のある「ポランガード」素材を使用したアイテムを投入する。加えて、自社開発機能である遮熱機能素材「サンスクリーン」も採用している。
強化・拡充する「アベニールライン」では、型数を増やし、通年展開が可能になった。50代のゴルファーを中心に提案する。ポップアップショップなど、同ラインの世界観を演出した売り場を構築していく計画だ。