ゴールドウイン アスレチック展 2017年春夏シーズン
update: 2016/08/22
「エレッセ」の「ヘリテージ」ライン
ゴールドウインのアスレチック関連ブランドの2017年春夏シーズン展。「エレッセ」「スピード」「ダンスキン」「カンタベリー」の4ブランドを展開する。
「エレッセ」──コアのテニスを強化
「エレッセ」では、コアのテニスカテゴリーを強化する。チームユースを念頭に置いたセミカスタムオーダーを17年春夏からスタートするほか、かつてクリス・エバート選手が着用した当時のオリジナルデザインを採用したモデルも展開する。紫外線対策のレイヤードスタイルも併せて提案する。
16年春夏からは、機能素材を使用したニットアイテムを展開し始めた。ストレッチ、速乾性、吸湿性を付加しているモデルで、オン・オフ両方の着用シーンを想定する。そのほか、20歳の男女をターゲットにしたタウンユースのコレクション「ヘリテージ」を17年春夏から新たにスタートする。英国では2013年からスタートしているラインで、16年には37億円にまで売上規模が拡大した。
16年春夏シーズン（2－6月）はトータル100％とほぼ前年並みだった。専門店が101％、NSC（ナショナル・スポーツチェーン）が107％と堅調だったが、百貨店が83％と苦戦した。17年春夏は105％を計画している。
「スピード」
「スピード」。日本独自規格のアパレル
「スピード」では、オリンピックイヤーを意識し、ハイエンドモデルの水着を中心にスイマーへの浸透を図る。日本独自の企画として、きれいに長く泳ぐための“コンセプトモデル”を発表した。そのほか、日本企画では、ライフスタイル向けのアパレルも新たに提案している。デザイナーの弓削匠氏と協業したラインで、スエットやジャケット風のプールサイトウエアなど、新しいスタイリングを提案した。
16年春夏（1－6月）は100％と前年並みだった。Eコマースが2ケタ増と好調だった。水泳施設内に展開しているショップ“ポイントオブユース”は30％増と好調だった。17年春夏は105％の計画だ。
