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エスエスケイ
WBSC(世界野球ソフトボール連盟)との“審判契約”を延長

update: 2015/09/01

会見で握手を交わすエスエスケイの 佐々木社長(右)と WBSCのシュミット ディレクター

会見で握手を交わすエスエスケイの
佐々木社長(右)と
WBSCのシュミット ディレクター

エスエスケイ(大阪)が8月27日、大阪市内で会見し、WBSC(World Baseball Softball Confederation =世界野球ソフトボール連盟)との“審判契約”を延長すると発表した。WBSCの関係者も同席し、契約の内容を説明した。2021年3月31日までの6年間、WBSC主催の試合において審判用ウエアを提供する。

東京オリンピックも視野に

エスエスケイはWBSCとの間に、20年以上におよぶパートナーシップの歴史がある。オリンピックではアトランタ・シドニー・アテネ・北京と4大会において、審判のウエアを提供、サポートしてきた。ロンドンオリンピック後も取り組みを継続している。

WBSCのほか、BFA(アジア野球連盟)の審判ユニフォームのサプライヤーや、2012年からNPB(日本野球機構)の審判ユニフォームのオフィシャルサプライヤーを務めている。

提供されるエスエスケイの審判ウエア

提供されるエスエスケイの審判ウエア

契約期間は2021年3月31日までの約6年間。野球・ソフトボールが正式種目に復活した場合の東京オリンピックも対象だ。サポートする大会はプレミア12、U-カテゴリー(21歳以下、18歳以下などの大会)、女子野球ワールドカップ。そのほか、発展途上国における野球の普及や、ウエアに関するマーケティング権利を有する内容だ。

試合では審判へシャツ・パンツ・帽子を提供。靴やギア類は任意で使用してもらう。また球場内にブースを設置し、安全で快適にプレーできるようサポート体制を整えるという。

会見でエスエスケイの佐々木恭一 代表取締役社長は、「当社のブランドミッションは“Baseball,it’s our game.”。WBSCをサポートすることで、野球ビジネス成長や野球の振興が期待できる」と契約の意義を説明した。WBSCのマイケル・シュミット エグゼクティブ・ディレクターは、「WBSCとして野球の発展が重要だと考えている。今回の契約更新をうれしく思っている」と語った。