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アシックス テニスビジネス
海外と連動、国内でもシューズ売り上げが伸びる

update: 2015/08/18

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グローバルでイメージを発信 (写真はモンフィス選手)

グローバルでイメージを発信
(写真はモンフィス選手)

アシックスのテニスビジネスが伸びている。シューズ主体だが、世界規模で2013年辺りから軌道に乗り始めたという。2014年度(2014年12月期)の連結売上高は80億円規模にまで拡大した。

フランス、スペインでトップシェアに

海外市場では基盤が出来ていたテニスシューズビジネス。フランスとスペインの市場では「アシックス」がトップシェアブランドになっている。海外の契約選手を起用した共通のビジュアルを使用したプロモーションで、ブランド訴求に最も力を注いでいる。

デザインやブランドのロゴ使いを一新したアパレルも海外市場で先んじて展開を始めている。カラフルな色目のウエアを企画し、従来のテニスウエアのイメージとは異なる世界観を発信している。

テニスシューズのラスト(木型)は国内外同じものを使用している。アジアンサイズの必要性は今のところ低いようだ。アパレル同様、シューズもデザイン性が高くなった。白一辺倒のイメージが強いテニスシューズだが、赤やブルーなどカラフルなデザインが受け入れられるようになっている。