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ミズノ ラケットビジネス
今春は105-106%と堅調に推移

update: 2015/08/04

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9月に登場するソフトテニスの新モデル 「ジスト ゼロカウンター」

9月に登場するソフトテニスの新モデル
「ジスト ゼロカウンター」

ミズノのラケット(テニス、卓球、バドミントン)ビジネスは今春(4-6月)、前年同期比105-106%と堅調に推移した。主力のテニス――なかでも90%を占めるソフトテニスがけん引役になった。主力のラケットは春先から順調な動きだという。

卓球、バドミントンも2ケタ増

ミズノのラケットビジネスはソフト・硬式のテニス、卓球、バドミントンで構成する。比率は60%がテニス、卓球とバドミントンが20%ずつを占める。うち、テニスの90%がソフトテニスである。

錦織圭選手の世界的な活躍が国内のテニス市場に活況をもたらしているようだ。硬式に限らず、主力のソフトテニスも順調な推移である。同社が運営を手掛けるスクール施設事業では、新たにテニスを始める生徒がジュニア層を中心に増えているという。硬式のない中学生はソフトテニスに波及効果あると分析している。

今年4-6月のラケットビジネス全体の推移は105-106%と堅調だった。ソフトテニスのけん引役はラケットで、中学・高校生がメーン。アドバイザリースタッフの後押しもあるという。シューズも全般的に堅調だ。バドミントンや卓球は分母が小さいものの130%と2ケタ増。卓球は伸び代があるとみる。