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デサント アスレチックブランド 2015年春夏シーズン
「デサント」「スキンズ」ブランドが健闘

update: 2015/07/21

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健闘している「デサント」ブランド

健闘している「デサント」ブランド

デサントのアスレチック関連ブランドの2015年春夏シーズンは、「デサント」および「スキンズ」が前年比同期比を上回った。「アリーナ」はほぼ前年並みで、「ルコックスポルティフ」と「アンブロ」は商品投入量を絞った影響で減収になった。

引き続き“マルチ”カテゴリーが健闘する「デサント」ブランド

重点ブランドである「デサント」の15年春夏シーズン(5月末までの国内出荷金額ベースの推移。以下、同様)は106%と堅調だった。「タフ」シリーズを中心にアスレチックのマルチ・トレーニングウエアが店頭で好調だったほか、ベースボール関連商材が健闘した。16年春夏シーズン(国内の商品出荷量。以下、同様)は104%の計画だ。

「アンブロ」は15年春夏の商品投入量を前年の90%に絞り込んだ結果、96%と前年比を下回った。しかし、効率性など内容は改善している。練習着のピステが苦戦したが、インナーアイテムが好調だった。Jリーグの契約チーム、ガンバ大阪のほか、新たに契約したFC東京関連のアイテムも好調だった。16年春夏シーズンは95%とさらに商品量を絞り込む計画だが、売上高は100%=前年並みを目指す。

前年を上回った「スキンズ」ブランド

前年を上回った「スキンズ」ブランド

「スキンズ」の15年春夏シーズンは、「A400」などリニューアルカテゴリーの商材が貢献し105%だった。16年春夏シーズンは、新規商材の投入による効果で130%と2ケタ増を目指す。