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ミズノ
新入社員を対象に室伏広治選手が特別講演

update: 2015/04/06

新入社員を前に、 社会人の心構えなどを講演した 室伏広治選手

新入社員を前に、
社会人の心構えなどを講演した
室伏広治選手

ミズノが4月1日、本社オフィスにおいて新入社員に対し、ハンマー投げの室伏広治選手が特別講演を行った。同日入社した47人の社員を対象に、社会人としての心構えや、自身が務める「2020年東京オリンピック・パラリンピック」のスポーツディレクターの活動内容などを紹介した。

座右の銘は「疾風知勁草」

昨年は、元水泳選手の寺川綾氏が同様に講演を行った。今年は室伏広治選手が新入社員へ向けて、講演を行った。同社に籍を置く室伏選手は、「社会に出て新しい世界になれるのは時間がかかると思うが、同期同士でがんばっていってほしい」と新入社員へエールを送った。

スポーツディレクターとしての活動も報告

スポーツディレクターとしての活動も報告

また、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」のスポーツディレクターの立場から、最近の活動報告を行った。国際競技連盟や国際オリンピック委員会(IOC)などとの交渉や連携、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の「全ての人が自己ベストを出す・多様性と調和・未来への継承」という新しいスローガンについても説明した。

最後に自身の座右の銘、今後の抱負として、室伏選手自ら「疾風知勁草」(疾風に勁草を知る)を紹介。「困難に合って初めて、その人間の本当の価値が分かる」という「後漢書」の一節を説明した。

講演後、感想を聞かれた室伏選手は、「こうした機会で話をするのは初めてだったが、東京オリンピック開催が決まった相乗効果もあり、意識の高い新入社員だと感じた。社会人になると色々な人が関わってくることが少しずつ分かってくると思う」と語った。