ナイキ　2015年春夏コレクションを発表
レディスビジネスを強化へ

update: 2014/10/29

ナイキが10月23日、米国・ニューヨークで、2015年春夏（スプリング／サマー）のコレクションを発表した。「ウィメンズビジネスの成長」を謳い、2017年度には70億ドル（日本円で約7,570億円）の売り上げを達成する計画を立てている。

同社では、スポーツやフィットネスが世界中の女性にとって、新しいライフスタイル変化の原動力になっていると分析する。ソーシャルコミュニティーを通じ6,500万人の女性たちとつながってきたという同社。このつながりを基に新しい商品開発を推し進め、2017年度までに20億ドル増の70億ドル（日本円で約7,570億円）の売り上げを達成する計画を立てている。

女性向けの同社の「トレーニングアプリ」は1600万回ダウンロードされ、「ランニングアプリ」は900万人の女性にダウンロードされているという。アプリが、女性のスポーツに対する関心を高める役割を担っているようだ。

15年春夏コレクションは、「ナイキランニング」「トレーニング」「スポーツウェア」のカテゴリーで構成。高機能タイツから「ナイキ　ニットフットウェア」「革新的なスポーツブラ」までが含まれる。

現在、女性の市場がこれまでにない成長を見込める環境にあると分析する同社。ランニングやワークアウトが日常シーンとつながり、女性に対するスポーツウエアを提案しやすい市況にあると見ている。