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ウィッツ、2014年6月期は増収、利益も計上

update: 2014/09/02

主力の「ダンスウィズドラゴン」。 写真は14年秋冬モデル

主力の「ダンスウィズドラゴン」。
写真は14年秋冬モデル

ゴルフウエアブランド「ダンスウィズドラゴン」などを手掛けるウィッツ(京都)の2014年6月期(15期)は売上高12億7,000万円(5.8%増)で増収を達成した。税引前利益も確保した。出店が少なく投資が抑えられたこと、在庫の整理が進んだことなどがプラスに働いた。

前期(15期)の2013年6月期は在庫が増えたことが課題だったが、今期はその整理が進み、利益を確保した。今期の2015年6月期も増収を計画している。

主力ブランドの「ダンスウィズドラゴン」が今期も堅調。新規ブランドの「トヴホ」や「ロックデュード」は販路など展開すべき方向性が定まってきたという。

海外は現在、台湾に3店舗を出店している。今後、来春から本格的に韓国市場へも展開する。韓国は現地のディストリビューターを通じ、主に百貨店で販売予定。6-7年前の日本市場に似ているそうで、アダルト向けブランドに加え、ヤングマインドの個性派ブランドも求められているトレンドにあるという。

今期も引き続き、急速な売上拡大はせず、手堅い成長を目指している。ゴルフウエア市場の実勢に合致した業容拡大を重視している。