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ユナイテッドアローズが
ファッションとスポーツを軸に編集した
新ブランド「EN ROUTE」を今秋からスタート

update: 2014/04/28

公開されたブランドのロゴデザイン

公開されたブランドのロゴデザイン

ユナイテッドアローズが今秋から、ファッションとスポーツを軸に編集した新しいライフスタイルブランド「EN ROUTE」(アンルート)を立ち上げる。「新しい都会の生活を創造する」をビジョンに掲げ、「wearable Tokyo」をコンセプトにする。

カジュアルとランニング、デコラティブアート、3つのテイストを提案

「EN ROUTE」はシンプルなモード・テイストの「シティカジュアルウェア」と、コンテンポラリーな「シティランニングウェア」、「デコラティブアート」の3つを軸にする。テーラードのコートにスエットパンツ、あるいはモードなウエアにスニーカー、ヒールにソックスを合わせるなど、素材およびスタイリングでコントラストが効いた“mix styling”が特徴だ。また、オリジナル品のほかに、モードなリアルクロージングブランドを中心にしたセレクト商材も取り揃える。

ブランドのクリエイティブディレクターには、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」のディレクターを務めていた沼田真親氏が就任。ブランドロゴや店舗備品などの制作物のデザインは、Tamotsu Yagi Design代表の八木保氏が担当する。店舗の内装デザインはスキーマ建築計画(代表、長坂常氏)が、広告やウェブなどコミュニケーションのデザインはPARTY(代表、伊藤直樹氏)がそれぞれ手掛ける。「TOKYOの現在」が詰まったスペシャリティストアを作り上げる。

ターゲット層は30代を中心とした、「ファッションとスポーツを同じセンスで楽しむ都会で暮らすクリエイティブな男女」。ブランド名には、「行く途中、途上」といった意味がある。常に先を意識して現状に留まらない人々へ発信する。

上代価格はアウターが5万-6万円、ジャケットが3万8,000-5万円、シャツが1万3,000-1万4,000円、パンツが1万8,000円(いずれも税抜き)。発表されたのはブランドロゴのみで、具体的なウエアやスタイリング画像は公開されていない。路面店舗のほか、高感度ファッションビルを候補に、出店を進める。