デサント 「マンシングウェア」 2014年秋冬
全方位型、各ラインを強化
update: 2014/03/17
デサントの主力ゴルフウエアブランド「マンシングウェア」は2014年秋冬シーズンで、「ライフスタイル」「機能商品」、ヤングマインドの「Rライン」をそれぞれ強化する。全方位型で売上規模の拡大を目指す。「ランバン スポール」では、「端境期商材」「プロモーション連動型アイテム」「アクセサリー」を強化ポイントに掲げる。
今年、日本発売50周年を迎える
「マンシングウェア」は今年、日本発売50周年を迎える。秋へ向けて、各ラインを強化し、売上規模の拡大を図る。1つ目の「ライフスタイル」強化は、すでにゴルフウエアの企画では定番化している汎用性アイテムだ。機能性は標準装備で、色目やデザインにおいてファッション要素を加味するという仕様が一般的である。シーズン立ち上がりではメンズでショートパンツ、レディスではワンピースやショートパンツを提案した。
秋が深まってくる後半にはニットやブルゾンをキーアイテムにする。「機能商品」は遮熱機能を持つ「サンスクリーン」をはじめ、保温・発熱機能を持つ「ヒートナビ」まで、気温変化に合わせて各アイテムに落とし込んでいる。
冬シーズン向けの新しいアイテムとしては、「ラッピングダウン」を企画した。ダウンパックを裏側から配しており、表側に縫い目が出ない仕様。ダウンジャケットをよりスタイリッシュに仕上げた。
ヤングマインド、プレッピーテイストで次世代ゴルファーを意識したライン「Rライン」は13年秋冬で苦戦した。アイテムが足りなかったことがその要因だという。14年秋冬では従来の80型に20型上乗せして100型を展開する。
「ランバン スポール」
「ランバン スポール」は「端境期商材」「プロモーション連動型アイテム」「アクセサリー」が強化ポイントだ。13年秋冬の店頭は2ケタ増と好調だった。顧客を囲い込む目的でカシミヤの高額ニットなどを店頭で受注生産する試みも続けている。
ハイエンドモデルでは、1,000フィルパワーの限定ダウンジャケットを企画した。4層のダウンを使用し、価格は12万円(税抜き)。レディスのダウンは細身シルエットに仕上げている。また、アクセサリー類を強化し、前年比70%増と大幅に拡大した。