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ミズノ 野球 ブランドアンバサダーズ ミーティング
新たに5人の選手が契約、総勢57人に
2013年シーズンは微増で推移

update: 2013/12/09

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契約プロが一堂に会した 「ミズノ ブランドアンバサダーズ ミーティング」

契約プロが一堂に会した
「ミズノ ブランドアンバサダーズ ミーティング」

ミズノが契約している国内のプロ野球選手が一堂に会し、来シーズンの用具やウエアについて同社の開発担当者と打ち合わせを行う「ミズノ ブランドアンバサダーズ ミーティング」が12月6日、大阪市内のホテルで開催された。今年は新たに5人の契約選手が加わり、総勢57人になった。バットやグラブのデザイン面を含め、来シーズンモデルを製作する上で重要なミーティングだ。

5つの分科会で打ち合わせを実施

新たに契約を交わした 阪神タイガースの新井良太選手(左)と 読売ジャイアンツの菅野智之選手

新たに契約を交わした
阪神タイガースの新井良太選手(左)と
読売ジャイアンツの菅野智之選手

同ミーティングは用品別に、「バット分科会」「グラブ分科会」「シューズ分科会」「ウエア分科会」「バイオギア分科会」の5つの分科会で開催される。数人に分かれた契約選手のグループが各分科会を巡回する形式で進められる。ミズノにとっても、契約選手にとっても、来シーズンのプレーやビジネスに直結する用具類の打ち合わせだけに、取り組み姿勢は真剣そのものだ。

2年前の同ミーティングから新たに「バイオギア分科会」が加わっている。着圧機能で身体のコンディションを整えるアンダーウエア「バイオギア」の来シーズンの新作を試す機会で、主にトレーニングシーンでの着用を想定する。また「バット分科会」のスペースでは、専用機材を持ち込み、同社のバット職人、久保田五十一氏が実地にバットを削る場面も見られた。

今回、新たに契約を結んだ読売ジャイアンツの菅野智之選手は自身が使用する用具について、「スパイクシューズは軽さを重視している。結果を出すことがミズノへの恩返しだと考えている」と来シーズンへの抱負を語った。同様に新しく契約を交わした阪神タイガースの新井良太選手は「2年ほど前から使っていたバットの基本はそのままに、細かい部分で調整したい」と用具に対するこだわりを語った。