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スポーツ関連企業7社が共同運営──「SIMEx コンセプトショップ大阪」がオープン

update: 2021/06/03

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スポーツ関連企業7社が共同運営する 「SIMEx コンセプトショップ大阪」

スポーツ関連企業7社が共同運営する
「SIMEx コンセプトショップ大阪」

スポーツ関連企業が共同で運営する合同展「SIMEx」(シーメックス)から派生したリアル店舗「SIMEx コンセプトショップ大阪」(大阪市旭区新森)が6月2日、オープンした。店頭イベントを活用しながら、各社が共同でエンドユーザーへ向けてブランドを発信する狙いがある。

常設展やイベントスペース──顧客との“タッチポイント”に

エンドユーザーとの交流の場に活用 (アクラムのコーナー)

エンドユーザーとの交流の場に活用
(アクラムのコーナー)

今回のコンセプトショップの母体となったのは、スポーツ関連企業が共同で運営する合同展「SIMEx」(シーメックス)。コロナ禍の長期化やオンライン技術の発達などの影響により、リアルの展示会のあり方が見直される機運が高まってきたことが背景にある。リアル展の「SIMEx」と並行して、物販を含む展示会やイベントを開催できる“常設”スペースを設け、顧客との“タッチポイント”を確保しようと考えた。

同店は、同展に参画する3社──ATOMOS、アクラム、昌和莫大小が発起人となり、計7社でスタートした。大阪市内のアクセスが良い立地――既存ビルの1階部分(約60坪)を活用し、参画企業の製品展示や販売、ユーザー向けイベントを行う。

発起人の1人、株式会社アクラムの勝谷仁彦 社長は同店の意義について、「いつでも来てもらえる“場”を提供するのが目的」だと説明。自社ブランドのブラッシュアップ、顧客との交流や獲得、情報発信の場としても活用する計画だ。