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帝人フロンティア、ウエアラブルのゴルフレッスン機器「MATOUS GOLF」を開発
2月からレッスンプロへの販売を開始

update: 2021/01/26

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スポーツ関連ビジネスで2025年度に売上げ30億円を目指す

「MATOUS GOLF」の特徴は、既存の3D計測器と比べ、廉価で手軽にスイング計測できる点にある。またコロナ禍の影響で、オンラインによるレッスンの需要が求められている点でも、将来性に期待が持てる。

今後は2月から、レッスンプロを対象にレンタルサービスを開始する。2021年中には一般ゴルファーへ向けて、アプリの配信サービス(有料、無料共に)も拡大させる計画だ。機器の価格は未定だというが、買いやすい設定する予定。「ゴルフ」向けに加えて、野球やテニス、バレエなどほかの競技へ向けたシステム、アプリの開発も視野に入れている。また計測用ウエアでは、パンツなど上着以外のアイテムも検討中だ。

2025年度に「MATOUS®」の関連機器ビジネスで、売上高30億円を目指す。データ追加による「課金」などの売り上げを見込んでいる。2019年当初は2025年に300億円という目標を掲げていたが、下方修正した。