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デサントジャパン、ゴルフウエアビジネス 2020年春夏シーズン
「デサントゴルフ」、ECビジネスで2ケタ増を目指す

update: 2020/01/17

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新規分野を開拓した「デサントゴルフ」

好調な推移の「デサントゴルフ」 (写真はレディスモデル)

好調な推移の「デサントゴルフ」
(写真はレディスモデル)

「デサントゴルフ」は19年春夏が同115%、19年秋冬も好調を持続している。20年春夏では、145%を目指す。全チャネルで2ケタ増の増収を達成した。特にレディスが前年に比べ2倍近い伸びである。ゴルフラインをスタートして丸5年が経過し、「“プレミアムアスリートゴルフ”という新しい分野の開拓が進み、デザインやものづくりなどにおいて上質な商品を求める上顧客が増えてきた」(デサントジャパン、伊藤隆明 執行役員第2部門長)ことが好調の要因だと分析する。既存店ベースで2ケタの成長を続けている。

20年春夏からは、セカンドライン「ブルーレーベル」の販売を開始する。顧客の開拓が進み、ブランド価値も高まってきている状況だと判断し、ブランドの規模拡大を目指し「満を持して、セカンドラインを投入し、裾野を広げる」(伊藤 部門長)狙いだ。

ECビジネスも強化分野の1つ。20年春夏では、ネット通販で125%、自社ECで120%を目指す。自社ECのゴルフウエアビジネスにおける売上比率は現状10%強だが、当面は15-16%に高まる見通しだ。ブランドでは「マンシングウェア」「ルコックゴルフ」に続いて、「デサントゴルフ」の拡販を推し進める。