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住友ゴム工業、ダンロップスポーツマーケティング
テニス、「ダンロップ」ブランドへ集約、認知度向上を目指す

update: 2019/07/05

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上期は苦戦傾向、通期では利益の確保を重視

ボールなどの消耗品は好調だ

ボールなどの消耗品は好調だ

2019年シーズンの上期(1-6月)は苦戦傾向だった。ボールなどを中心とした消耗品は好調だが、「バボラ」など主力のラケット、シューズ、ウエアの動きが鈍化している。特に5月の連休明け以降にブレーキがかかった。EC販売が増え、市場在庫の調整が進んでいることも影響したようだ。規模は小さいが、ソフトテニスボールが前年比2倍の推移と好調だ。

下期は、今秋に発売する「バボラ」の「ピュアストライク」や、「スリクソン」から「ダンロップ」ブランドへ移行したソフトテニスラケット「GRALAXEED」シリーズなどの新製品を投入し、巻き返しを図る。

通期の見通しは減収だが、利益は前年並みを確保する計画。来年下期からの「ダンロップ」ブランドの統一化を控え、体制強化を進める。