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ミズノ、来シーズン向けの競泳用水着
「GX-SONIC Ⅳ」を開発

update: 2018/11/26

来シーズン向けの競泳用水着 「GX-SONIC Ⅳ」を開発

来シーズン向けの競泳用水着
「GX-SONIC Ⅳ」を開発

ミズノが来シーズン(2019年度)向けの競泳用水着「GX-SONIC Ⅳ」(ジーエックス ソニック フォー)を開発した。来年1月11日から、全国の取扱店で販売を開始する。フラット姿勢の維持とキック動作のサポート力が機能性の特長。ハイエンドのシリアススイマー向けモデルだ。

新素材を採用、水の抵抗を軽減

「GX-SONIC」シリーズは2013年のデビュー。水の抵抗が少なく、推進効率が良いフラット姿勢の維持をサポートする機能性を持つ競泳用水着で、デビュー以来、強制日本代表選手の間では、使用率1位(同社調べ)を獲得している人気モデルだ。

今回の新モデルでは、太もも裏側の筋肉──ハムストリングスのサポート力を高めた新しい構造を採用した。フラット姿勢の維持と、キック動作のサポート力の強化を図った。また、新しく開発した水着の生地が水の流れをスムーズにすることで、従来品より水中の表面摩擦の抵抗を約2.6%低減した(東洋大学調べ)。

腰部から太ももにかけて、“クロス状”に配置したテンションの高い素材が二重構造になっている新しい姿勢サポート構造「SONIC LINE DESIGN-X」を採用した。効率の良いキック動作につながる脚部の“動き”をサポートする。

また、従来品に採用していた、表面に凹凸のある構造の布帛素材の“凸”の部分に細い溝を入れ、水の流れをスムーズにした「SONIC LIGHT RIBTEX Ⅱ」を新たに開発した。特に、抵抗のかかりやすい入水時や、ターン時の初速の維持を求めた。

素材はナイロン、ポリウレタン、ポリエステルの組み合わせ。上代価格はメンズが2万4,500円、レディスが3万6,000円(本体価格)。色はブルー、サイズは6種類。発売から1年間の販売目標は2万枚。