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ミズノ、ソールの横幅を調整できるシューズ「aaab」を開発
次世代のフィッティングを意識

update: 2018/11/20

ソール横幅調整コンセプトシューズ「aaab」

ソール横幅調整コンセプトシューズ「aaab」

ミズノが、靴のソール(靴底)部分の横幅を調整できるコンセプトシューズ「aaab」(アーブ)を開発した。前足部の幅を調整できるシューズとして、米国で特許を取得している。11月23-24日に開催される「大阪マラソンEXPO 2018」に合わせて、50足限定で販売する。

米国で特許を取得

「aaab」は、「Anytime Anywhere Adjustable」(いつでも、どこでも、調整可能)の略から命名した。次世代型のフィッティングを可能にするコンセプトシューズに位置付ける。ソール外側のネジを回転させることで、ソールの横幅を2Eから6Eまで、ミリ単位で調整することができる。

「アーブ」の特長は、足のコンディションに応じて、いつでも適宜、ソール幅の調整ができる点。同社がオンラインで実施したアンケート調査では、ランナーの44%が足の横幅のサイズについて、左右の差を認識しているという。オーダーや“ウィズ”展開するシューズを選ぶことで、足幅の変化に対応している実情が明らかになった。

同シューズのソール内部には、ソールの外側のネジにより“横方向”へ開閉する新しい構造を採用している。この新構造により、従来のアッパー(足甲部分)のフィッティング調整に加え、ソール部分でもフィッティングを調整することが可能になった。また、シュータン部とアッパーの部分が一体になる“ブーティー構造”を採用し、さらにフィット感を高めている。

「アーブ」のサイズは27cm。50足の限定生産で、11月23日から、大阪・茶屋町の直営店「ミズノ オオサカ茶屋町」および「大阪マラソンEXPO 2018」の会場で販売する。上代価格は3万6,000円(本体価格)。