TOP > 企業レポート > エスエスケイ、ベースボールビジネス 20...

エスエスケイ、ベースボールビジネス
2018年度は前年比103%の見通し

update: 2018/06/07

捕球しやすさが評価されている 「スーパーソフト」

捕球しやすさが評価されている
「スーパーソフト」

エスエスケイの2018年度のベースボールビジネスは、前年比103%で着地する見通しだ。グラブやバットなど、用具関連がけん引役になっている。来期、2019年度は同105%の増収を目指す。

専門店が好調に推移

売り上げをけん引したのは、グラブ(0.8%増)やスパイク(0.6%増)、バット(0.5%増)などの用具類。売上比率は11.0%と低いが、ユニフォームも0.2%増と貢献した。手袋などのグッズ(0.5%減)、トレーニングなどのウエア(1.3%減)が苦戦傾向だった。

アンダーウエアも新モデルを投入し 拡大を図る

アンダーウエアも新モデルを投入し
拡大を図る

販路別では、専門店が健闘した。在庫の適正化も進んだようで、来季へ向けて市場の状態は悪くないようだ。強化ポイントは新製品の開発・提案、定番品の充実、チームビジネスの拡大だ。

2019年春夏シーズンへ向けた強化商品は、グラブでは「プロエッジ」と「スーパーソフト」。中でも、柔らかい革で捕球しやすい機能が評価された「スーパーソフト」が健闘している。スパイクシューズでは、非金属の“ブロックソール”スパイクを強化する。“疲れにくく、楽なスパイク”という点をアピールする。コンプレッションタイプのアンダーウエアでは新モデルを投入し、活性化を図る。