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エスエスケイ
上期はほぼ計画通りの推移に

update: 2018/02/26

健闘したベースボールブランドの 「エスエスケイ」

健闘したベースボールブランドの
「エスエスケイ」

スポーツ卸のエスエスケイ(大阪市)の2018年7月期の上期(17年7月21日~18年1月20日)業績は微減とほぼ計画通りの推移だった。自社品のベースボール「エスエスケイ」ブランドやアパレル類が健闘したが、ライフスタイル系のシューズがダウントレンドで、苦戦傾向だった。

ベースボールが健闘、ライフスタイルシューズが苦戦

アパレル類も堅調な推移だった

アパレル類も堅調な推移だった

「エスエスケイ」ブランドのベースボール関連用品は前年同期比104%と堅調に推移した。アパレル類は102%と同じく堅調だった。アスレチックブランドの「ヒュンメル」は微減だった。

市場ではスニーカーなどライフスタイル系シューズがダウントレンドにあるという。「ヒュンメル」のシューズなどがその影響を受けた形だ。スニーカー系シューズは店頭において、寡占化が進んでいる。「ナイキ」など特定のブランドに需要が集中してきているようだ。

下期は帳合先の変更などにより微増になる見通し。ビジネスでは特にチームをテーマに掲げる。安定した売り上げの確保、リピーターの取り込みなどを目的に、チームビジネスを強化する構えだ。