三井物産アイ・ファッション、2018年秋冬シーズン
「PERTEX®」ブランドを刷新へ
update: 2017/07/07
三井物産アイ・ファッションは2018年秋冬シーズンから、アウトドアシーンを主体にした機能素材ブランド「PERTEX®」(パーテックス)をリブランディングする。従来のBtoB主体だった発信を改め、よりエンドユーザーへのアプローチを強める“BtoBtoC”の体制を強化する。
ブランドの認知度向上を狙う
同社ではかねて、主力素材ブランドである「PERTEX®」および「PRIMALOFT®」(プリマロフト)の“ブランディング”に力を入れてきた。主戦場のスポーツ分野──アウトドア市場において、個性的な“素材ブランド”としての“プレゼンス”(存在意義)の発揮に重点を置いてきた。
従来は、BtoB──同素材を採用するアウトドア関連メーカーへ向けた知名度の向上を重視してきた。18年秋冬シーズンからは、より川下のエンドユーザー層へも同ブランドの発信を強める。同素材を採用したアウトドアブランドを購入する(した)際、「PERTEX®」という素材ブランド名を見知ってもらえるよう、ブランド発信を工夫する。より分かりやすくアピールする、という狙いがあるようだ。
リブランディングでは、「PERTEX®」のブランドロゴもリニューアルしている。海外向けビジネスではすでに新しいイメージのロゴが先行展開しているが、国内市場では18年秋冬シーズンからの展開になる。