アシックスジャパン、「アシックス」
独自規格のアパレルを展開
update: 2017/06/22
アシックスジャパンは「アシックス」ブランドにおいて、独自規格のアパレルを展開する。2017年秋冬シーズンにおいて、新しいトレーニングアパレルを提案する。
デザインコンセプトは“ADAPTABLE”
デザインコンセプトは“ADAPTABLE”(アダプタブル=順応する、適応する)。あらゆるシーン──スポーツをはじめ、ライフスタイルシーンでも着用できるアパレルデザインを目指した。
今年7月中旬から、直営店をはじめ、オンラインストアや全国のスポーツ用品店で販売する。アイテム数は17で、上代価格は3,500-1万1,000円(税抜き)になる予定だ。
アシックスにとって、アパレル商材はかねて課題に掲げていた商材。連結売上高のうちおおよそ80%をフットウエア=シューズが占めている現状を鑑みると、比較的、利益率の高いアパレルの売上比率を高めることは優先課題の1つだと考えられる。シューズが強い同社だが、アパレルの強化が継続した課題である。
今秋冬シーズンに提案するアパレルは、“ヘキサゴン”(六角形)をデザインモチーフにする。「アシックス」ブランドの“アシックススパイラル”マークを組み合わせた新しいロゴを発信し、アシックスのアパレルブランドの世界観を浸透させる狙いがある。