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ミズノ、バドミントンラケット
日本代表の奥原希望選手と新モデルを共同開発

update: 2017/05/23

奥原選手をイメージした、 “白”を基調にしたラケット

奥原選手をイメージした、
“白”を基調にしたラケット

ミズノが、バドミントン日本女子代表の奥原希望(おくはら・のぞみ)選手と共同で、バドミントンラケット「ALTIUS」(アルティウス)を開発した。奥原選手の意向を採り入れた新モデルで、来月6月に開催される国際大会で、奥原選手が使用する。

振り抜きやすさを重視

新モデルのバドミントンラケット「ALTIUS」(アルティウス)は、ラテン語で“より高く”を意味する。奥原選手が要求する「シャトルをキャッチする感覚」を追い求めた、コントロールタイプのラケットだ。

「ALTIUS」。振り抜きやすさを重視した

「ALTIUS」。振り抜きやすさを重視した

ラケットのフレームにはたわみ易い設計を施した。シャトルを打った時、内面にたわみやすい「クロスフレキシブルフレーム」設計を採用し、打球時のホールド感を高めている。フレームの四隅に剛性を高める素材を配置。インパクト時のフレームの変形を抑制することで、シャトルのコントロール性能を高めている。

そのほか、グロメット──フレーム横のストリングスを通す穴の範囲を拡大した「エアログルーブ」を搭載し、空気抵抗を抑えて、振り抜きやすさを向上させている。

開発には約2年をかけたという。メーンのカラーは、奥原選手をイメージした“ホワイト”。“高貴さ”“気高さ”をイメージソースにしている。上代価格は、1万8,000-2万4,000円。素材には、高弾性グラファイトを使用している。