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ナイキが製造現場を公開

update: 2017/03/08

“エア”の生産現場を公開した

“エア”の生産現場を公開した

ナイキが、シューズの製造現場の動画および画像を公開した。米国オレゴン州のビバートンの同社の本社からほど近い場所にある工場を公開した。

今回、公開したのは、米国オレゴン州のビバートンの同社の本社からほど近い場所の、工場の1つ。独自の機能素材「ナイキ エア」の製造工場でもあり、「NIKE AIR MANUFACTURING INNOVATION BUILDING」と名付けられている。

差別化できる機能性を追求

差別化できる機能性を追求


同工場と、ミズーリ州のセントチャールズにある工場と合わせ、これまでに35億個のエアユニットが生産されてきたという。1,300人の熟練工が、24時間体制で作業してきたという。

過去30年間で、同社の“エア”機能は、徐々に市場の認知を高めてきた。1977年に、フランク・ルーディという発明家の発想で、エアバッグをシューズに配するというアイデアが、ナイキの創設者、フィル・ナイトに紹介したことにより、同社を“イノベーションカンパニー”としての地位を確立させたという。

現在は、新モデルの「ヴェイパーマックス」において、同機能を体現している。“空気=エア”の上を歩くというコンセプトを、具体的な商材に落とし込んだ。