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ユニチカトレーディング
2018年春夏シーズン 機能素材展
「複合」テーマに2素材を軸に提案

update: 2016/11/21

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製品による展示提案も増やす (2017年秋冬展の模様)

製品による展示提案も増やす
(2017年秋冬展の模様)

ユニチカトレーディングは2018年春夏シーズンの機能素材展示会で、「複合」をテーマにして、2つの素材──「TACTEEM®」(タクティーム)および「Coolart®‐20」(クールアート・20)を軸に提案する。

「タクティーム」──素材にバリエーション出す

撥水機能が特長の「タクティーム」では、素材のバリエーションを重視した。従来はポリエステル素材のみだったが、2018年春夏向けでは、ナイロン製も新たに提案する。顧客から「2層の生地ができないか?」という要望があったため、開発を進めていた。ラミネートコーディングが可能になるため、アウトドアのアウターの定番アイテム“シェル”などにも使えるなど、汎用性が高まった。

2シーズン、ポリエステル素材の「タクティーム」を展開してきたが、次シーズンからはナイロン製が加わり、カジュアル用途などの拡販も期待できるという。同社の特殊複合糸を使い、生地の表面に微細な“凹凸”構造を作っている。撥水剤も使用しているが、長時間の降雨時において、撥水機能が持続する点が特長だ。