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野田まい子OFFICE
2016年6月に芦屋の山麓リゾート奥池に
グランピング施設「RESORT MAGIC ASHIYA」を開業

update: 2016/03/18

新しいキャンピングスタイルを提案する グランピング施設 「RESORT MAGIC ASHIYA」

新しいキャンピングスタイルを提案する
グランピング施設
「RESORT MAGIC ASHIYA」

オーガニックコスメを展開する株式会社 野田まい子OFFICE(兵庫県芦屋市)が今年6月、アウトドアパークを運営するPARLAY株式会社と協業した“グランピング”施設「RESORT MAGIC ASHIYA」を開業する。日帰りをメーンにしたカジュアルなキャンピングを提案している点が特徴だ。

PARLAYと協業した新提案

“グランピング”とは、「グラマラス キャンピング」を略した言葉で、ベッドや洗面所、空調などが完備された環境で楽しむ上質感を伴った新しいキャンプスタイルのことを指す。従来型のキャンピングよりもタウン寄りでカジュアルなスタイルだ。

野田まい子OFFICEは「ジョンマスターズオーガニック」など、オーガニックコスメを主体に展開しているが、美と健康の延長線上にある“グランピング”に着目。ファッションとスポーツの融合が進んでいるトレンド背景もあり、地元の芦屋に新しい施設を開設することになった。

東京・豊洲で都市型アウトレットパーク「ワイルドマジック」を運営するPARLAYと協業し、ファミリー層をメーンにした“グランピング”を提案する。六甲山の中腹、標高約500mの山麓にあるリゾート地「奥池」の森と池に囲まれた5,000坪の自然がその敷地だ。

リゾート地をイメージしたレイアウト

リゾート地をイメージしたレイアウト

850坪の広大な芝の広場を設け、青空の下で行うヨガなど、様々なイベントを計画中だ。宿泊はなく、基本は日帰りスタイル。欧州では日常的に楽しまれているキャンピングスタイルだという。特製のスムージーなども提供する予定だ。

そのほか、ビーチプールや冷暖房完備のエアストリーム(キャンピングカー。米国のキャンピングカーブランド)などを配置し、米国・カリフォルニアの避暑地、パームスプリングスをイメージさせるデザインを採り入れる。アウトドアというよりも、自然の中で楽しむリゾート地の“レジャー”(余暇)といった印象が強い。

スポーツマーケットでは、アスレチックとレジャーの造語“アスレジャー”が注目を集めているが、こうした日常生活の新しい切り口としての“グランピング”にも今後、関心が集まる可能性がある。