ルームス展で新商品を初お披露目
大注目のビッグジョン「ニットdeジーンズ」
バイヤーを対象とするファッションの展示商談会として18回目を迎える『ルームス』(主催/アッシュ・ぺー・フランス、会期/2月17~19日)が東京・国立代々木競技場第一体育館で、約350ブランドを集積して開催された。最近のルームスは展示会にとどまらず、ルミネエストでのインキュベーションの一環として専門学校生の作品展示や表参道ヒルズでのプロダクトの物販、パルコでの企画展など、消費者をも巻き込んだ提案型プロジェクトを仕掛けてファッションマーケットの活性化を目指している。
今回のルームスでもさまざまな提案型プロジェクトが話題を集めた。そのひとつが、「GOLD DENIM&CASUAL」(ゴールド デニム&カジュアル)の編集エリア。前回はプレゼンテーション色の強い内容だったが、今回はビジネスを意識したブースを提案。有力デニムブランドにカジュアルウェアを追加し、11のメーカー・代理店が参加した(国内外15ブランド)。
「オリジナリティの有無は出展基準の大きな要素です。日本のデニム市場をもっと盛り上げていきたいという想いもあります」と話す同エリアのプロデューサー、道野敬司さん(アッシュ・ペー・フランス)に聞いた注目ブースのひとつが、ビッグジョンの新商品「ニットdeジーンズ」。その名の通り、ニット素材のジーンズは、「従来のレディスジーンズと比較にならないほど格段にはきやすく、快適なはき心地です。ポリエステル系のストレッチ繊維と一緒に編みあげているため、型崩れしにくく、比較的乾きやすいですね。目新しさもあってか多くの方に関心を持っていただき、手応えを感じています。裾を折り返したときに見える裏プリントは今回のルームススペシャルエディションとして16種類を提案し、好評でした」と商品部・商品企画課の井上浩一チーフは話す。
素材はニットカルゼ(綿75%・ポリエステル25%)で、8400円(税込み)、3サイズ(SS、S、M)展開。今春は10分丈スキニーと8分丈クロップト、フレアの3つを揃え、秋シーズンは10分丈スキニーと8分丈クロップトに絞る。表地カラーやシルエットのバリエーションは段階的に広げていく考え。現在、同社の基幹ブランド「ブラッパーズ」を扱う百貨店などでコーナー展開しており、今後はセレクトショップなども視野に販売先を広げていく。
(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)