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うらやましい?台湾の「消費券」支給

しまむらの台湾での店舗業態「思夢楽」- 同社HP より

しまむらの台湾での店舗業態「思夢楽」 - 同社HPより

我国の「定額給付金」は与野党の論争に巻き込まれて実施時期の見通しもやや不明解だが、おとなりの台湾では「消費券」の名のもとに、1月18日(水)に支給された。全国民一律に3,600元(約1万円)である。現金などではなく、事務処理の容易な商品券タイプだ。貯蓄などに回さず、すぐに使ってくれという趣旨で、しかも旧正月の消費旺盛な時期を選んで実施された。そのタイミングの良さと消費需要を下支えしそうな効果に諸外国のマスコミから好感の取材が相次いでいる。現地のメデイアは台湾のGDPはこれで最低1%は確実に上昇するだろうと伝えている。

日本資本のレディスカジュアル専門チェーン、しまむら(さいたま市、野中正人社長)が台湾に持つ29店のショップも、そのおかげで時ならぬ大幅売上達成に沸いている。09年1月後半以降の売上は昨対2ケタの上昇のようだ。成熟しきった日本市場ではこうはいかないかも知れないが、いまどきのファッション小売の低迷している時期だけに「うらやましい」との声が聞こえてきそうだ。同社全体売上規模(約1,500店舗、4,100億)の規模からすれば1~2%程度の位置づけかも知れないが、今後の日本の小売の海外進出へのひとつのヒントにもなりそうだ。

それにしても日本の「定額給付金」、待ち望んでいるのはアパレル小売企業だけではないようだ。