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プレスリリリース・新着ニュース

株式会社ローランド・ベルガー
経済産業省「服づくり4.0」プロジェクト
-Amazon Fashion Week TOKYOにて、デジタルを活用した新しいアパレルサプライチェーンによるコレクション作品を発表-

2017年2月、 東京発
欧州系最大の戦略コンサルティングファームの日本法人である株式会社ローランド・ベルガー(東京都港区:代表取締役社長 長島 聡)は、 昨年11月より経済産業省委託事業「平成28年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(ファッションデザイナーと繊維産地との連携促進に資するITプラットフォームの有効性に係る実証事業)」(プロジェクト名称「服づくり4.0」)を受託し、 協力事業者であるシタテル株式会社(熊本県熊本市:代表取締役社長 河野 秀和)及び株式会社COMITAS(東京都渋谷区 代表取締役 林 和宏)と共に、 本プロジェクトを進めてまいりました。 このたびプロジェクトの成果となる作品と本取組み内容を、 Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wにて発表することになりましたので、 お知らせ致します。

プロジェクトの概要

近年、 日本の繊維・アパレル産業には課題が多い。 川下では、 少子高齢化や価値観の多様化に伴い、 国内アパレル・ファッション市場が伸び悩む中、 慢性的なオーバーストア、 ブランド過多の状況が続いている。 他方、 川上・川中では、 高齢化に伴う工場の承継問題や生産の海外移転などにより、 事業者数は減少の一途を辿っている。

一方、 ポジティブな側面もある。 それは川上・川中・川下ともに質の高い事業者が多く存在していことである。 川下には、 世界に通用するデザイナーズブランドが輩出されてきており、 川上・川中には、 欧米のラグジュアリーブランドから高く評価され直接取引している事業者も数多い。

しかしながら、 国内繊維・アパレル産業は、 川上・川中・川下で分断された構造にあり、 かつ中小企業が多いフラグメントで構成されていることから、 バリューチェーンを跨いだ事業者間の連携が難しくなっている。 例えば、 若手のデザイナーがイメージにあう生地や工場を選び、 直接繊維産地と連携しながらクリエーションを高めることは難しいと言える。

以上の問題意識のもと、 本プロジェクトでは、 今後のファッション産業の活性化のためには、 繊維産地・工場とデザイナーとの連携及び垂直統合の推進が有効な方策の一つと考え、 デザイナーと繊維産地・工場とのコラボレーションをITプラットフォームを通じて行うという、 従来とは異なるデジタル活用型の新しいアパレル・サプライチェーンによる服づくり(服づくり4.0)にチャレンジし、 その有効性を確認した。

具体的には、 デザイナーjunhashimotoがシタテル株式会社のITプラットフォームを活用し、 これまで取引のなかった工場と連携して短期間でコレクション作品を製作した。 なお、 これらプロジェクトの設計や協力事業者の選定に始まり、 作品製作から発表までの一連のプロジェクト運営については、 弊社プリンシパルの福田稔が担当している。

3月20日16時30分より、 ITプラットフォームを通じた作品の製作過程について、 Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wの会場となる渋谷ヒカリエにおいて、 Amazon Fashion Week TOKYOの公式スケジュールイベントとして映像やパネルによりインスタレーション形式に発表する。

また、 3月20-21日には8階のイベントスペースCOURTにて、 実際のコレクション作品を展示する。

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