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JIAM 2016 OSAKA
JIAM 2016 OSAKA が成功裏に閉幕

 2016 年 4 月 6 日(水)-9 日(土)の 4 日間、インテックス大阪にて「国際アパレル機器&繊維産業見本市 JIAM 2016 OSAKA」<主催:(一社)日本縫製機械工業会(JASMA)>が開催され、大盛況のうちに閉幕しました。

 第 11 回目の開催となった今回、繊維加工全般の広範な展示と情報交換の場として「国際アパレル機器&繊維産 業見本市」と名称を一新。「革新的ソリューションと高度加工技術」をテーマに、15 カ国・地域から集結した 258 社・団体による出展製品や数々の特別企画を通じて世界のアパレル・繊維業界へ情報発信を行いました。会場 は真剣に商談を行う出展者と来場者で熱気を帯び、「初日から大口の成約があった」と喜ぶ企業もありました。2 日 目は悪天候にも関わらず来場者数が増加。3 日目には出展成果を喜ぶ声が続々と集まり、最終日まで会場は盛況な 様子を見せました。

 今開催では新規出展者数が 97 社・団体と全体の 40.4%を占め、会場に斬新な製品・技術が数多く展示された ことが高く評価されました。業種の幅も広がり、自動車・航空機関連のシート加工などの機器を展示した出展 者は「自動車関連などの非アパレルのセクターからの来場が予想以上に多く、新しいコンタクトによる実り多い 成果があった」と述べるなど、新たな出会いを喜ぶ声が多数集まりました。また、「今回は開催テーマに沿って 大手機器メーカーのみならず、中小規模の出展者が数々の新製品を出品し、『見本市の質が上がった』『JIAM はまさしく新しいステージにレベルアップ』した」という高い評価が寄せられました。

さらに、今回は海外からは全体出展者数の 31%を超える 75 社・団体が出展参加し、その展示面積は前回比約 35%増の 224.9 小間に達し、よりインターナショナルな開催となったことが特⻑的でした。海外からの来場者 でとりわけ多かったのは、中国、韓国、台湾、バングラデッシュ、インドなどからでした。会場でも「海外から の来場者、とりわけアジアからの来場者が多かった」「中国やアジアからの来場が多く、新しいコンタクトが取れて 満足している」との声が多数聞かれました。海外出展者の中でも VDMA パビリオン(ドイツ)からは「次回はより規 模を拡大して参加する予定でいる」と次回開催にも前向きなコメントが寄せられました。 イタリア、トルコからの出展者も、「成果に満足しており、わざわざ来た甲斐があった、大変感謝している」と述 べています。また、「日本メーカーの提案力が高く、日本メーカーとの差を見せ付けられた。4 年後を目指して 商品開発に力を注ぎたい」といった日本のものづくりに対する高い評価もありました。

国内の出展者からの声として、「JIAM 展では国内はもとより海外からの新たな具体的な引き合いも多く、まさ しく国際展だ」と評価。「当社はこれまで国内販売のみであったが、アジアからのあるユーザーさんは会期中に 何度もブースを訪問いただき『今、この工程は手作業で行っているが、こんな便利な装置がほしかった』と具体 的な商談に繋がり、抱き合って記念写真を撮ったほどだ」とのこと。国内開催の見本市でありながら、活発で熱 気溢れる国際交流が図れ、日本に居ながらにしてトレードの場となる JIAM ならではのメリットが実証されたと 言えます。

2 号館に設けられたプリント&ファッションゾーン。プリント機器メーカーのある出展者は「こんなに海外か らの、とりわけアジアからの来場者がこんなに多いとは予想していなかった。期待以上の成果があった」と表 明。また、「アパレル・繊維業界の『オリンピック』のような JIAM 展。4年分のパワーをアップして展開した が、国内展ではなかなかご覧いただく機会が少ない製品にも反響が大きく、アピールが出来て良かった」と。さ らに「縫製機器を主に見学されていた来場者が『初めて知った!面白い!』『実は前から気になっていた!ココ で出会えてよかった!』と喜んでいただき、とても賑やかな展示会となり良かった」との率直な声も。

同じく 2 号館において展開された主催者 B to C 企画「ホームソーイングゾーン」も好評を博し、ゾーン出展 の家庭用ミシンメーカー各ブースはもとより、ワークショップにも人気が集まりました。また、隣接するイベン トステージでは、4 月 7 日・8 日の両日、産学共同による大阪モード学園主催のデザインコンテスト「OSAKA MODE GAKUEN ORIGINAL BRAND EXHIBITION SPRING & SUMMER COLLECTION」が催され、4 月 9 日に は人気デザイナーの天津 憂氏(A DEGREE FAHRENHEIT Hanae Mori manuscript)、ファッションデザイナー Olga 氏(Etw. Vonneguet)とモデレーターとして迎えた IT ジャーナリスト兼コンサルタントの林 信行氏の 3 名 による対談「繊維産業の未来を語る」や、人気キルト作家のキャシー中島氏と御子息で手芸作家である勝野 洋輔氏 を迎えたスペシャルトークショーも大きく盛り上がりました。

5 号館で連日展開した主催者企画セミナーも大変賑わい、「講演内容がバラエティに富んでおり、近年では 最高のセミナーだった」との声もありました。セミナーの中には聴講者が 300 名を越えて席を増設する講演も ありました。受講を逃した来場者から「講演内容の資料を是非入手したい」との問い合わせも事務局に寄せられ て い ま す 。 同 じ く 主 催 者 企 画 で あ る テ ー マ ゾ ー ン で は 、 【 先 端 繊 維 技 術 「 太 陽 光 発 電 テ キ ス タ イ ル 」】【「 R F I D ファイバー」】【繊維シルク最前線】【J∞QUALITY 最新情報】【未来のファッションプロモーション 4.0】をテーマ に繊維素材から完成品までの展示。実際に手に取りながら、熱心にパネルを読む来場者が多数訪れました。ま た、テーマゾーンの展示にリンクした講演がセミナー会場で行われるなど立体的な展開も好評でした。

今回「IGA 2016-国際副資材総合展」が JIAM 2016 OSAKA 会場内にて同時開催されました。全体で 11 社 (国内5社・海外[台湾]6社)が出展し、伸縮金糸・銀糸、転写ラベル、転写マーク、服飾包装資材、機能性繊維 などの製品が並びました。各ブースとも連日商談で賑わい、各出展者の満足度も高く、JIAM 2016 OSAKA 全体 の活況化につながりました。

JIAM 2016 近藤章吾実行委員⻑は、今開催を振り返り次のように総括しています。 「世界のアパレル・縫製業界では、相互間の価格競争の中、更なる低賃金を 求めて国境を超えて移動を続けていますが、『将来、この地球上にもはや低賃 金国はなくなる』『移動せざるを得ないが、競争相手も移動するので移動して も競争条件は同じ』といった声が聞かれます。 このような状況にあって、縫製機器の産業革命・イノベーションが必要であ り、その将来の姿を JIAM 2016 OSAKA で世界に向けて情報発信しようと思いま した。世界のアパレル・縫製機械業界において、最先端の新製品開発は日本企 業がその大半を担っているといっても過言ではありません。それが出来るのは 日本メーカーであると考え、JASMA 会員企業の皆様にいわば『ミシンのスマートフォン』のような革新的な開発 機器を JIAM 2016 へ出展いただくようにお願いしました。 結果、画期的な新製品が開発され、JIAM 2016 OSAKA において世界に先駆けて出展されました。世界に類似の見 本市は毎月のように各地で開催される中、本見本市は別格であると自負しております。縫製業の少なくなった先進 国においても世界発の新商品が見られる、衣料品の生産コストを下げられる、まさに見本市のテーマである『革新 的ソリユーシヨンと高度加工技術』を見ることができるという、本見本市の特⻑をおおいに発揮し、桜咲く 4 月、 『繊維の街-大阪』から世界に向けて情報発信できたことは『JIAM ブランド』の浸透に多大な貢献をしたと思いま す。このことは、次回開催 JIAM 2020 での出展勧誘・来場誘致に好影響をもたらすものと思います」と今回の JIAM 2016 OSAKA を総括しました。 最後に「JIAM 2016 OSAKA へ出展参加していただいた企業・関連協会団体・グループ様、そして熱心に視察・ 見学していただいた多くの来場者の皆様、主催者企画ゾーンやセミナー等へご賛同・協力賜りました皆様、後援・ 協賛団体各位、JIAM の広報と共に JASMA へのサポートをいただきましたメディアの皆様、運営・設営関連企業 の皆様、すべての関係各位のご協力・ご支援に改めて厚くお礼申し上げます」と結んでいます。

お問い合わせ JIAM デスク(メサゴ・メッセフランクフルト株式会社内)
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋 1-3-2 曙杉館 7F
TEL: 03-6272-3036 FAX: 03-3262-8442
E-mail: press@jiam-show.com

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