岡山でリピーター続出の「5inch」展、原宿で10月31日まで
前掛けは絵文字がプリントではなく、
染め抜きされており、かなり凝ったものも多いという
バッグクリエーターの正岡裕美さんが作る“5inchの前掛けバッグ”といえば、コアなファンにはたまらない存在のバッグブランドだ。“前掛け”とは、その名の通り、昭和の時代にさまざまな業種で作られていた商売用の前掛けのことで、その中から優れたロゴやイラストのビジュアルをそのままに、メッセンジャーバッグやトートバッグとしてデザインしている。
岡山のアーティスト作品を定期的に紹介するカフェで行う年一回の販売会では、開店前に長い行列ができるほどの人気モノなのだ。その「5inch」展が今回、初めて東京・原宿で開催されている。
テーマは、“POWER IN THE WORD”。ほとんどが一点ものという前掛けバッグやデニムを使ったパッチワークバッグとともに、イラストレーターであり、書道師範でもある村上恵流さんとのコラボ企画として、一点ずつ手描きしたデニムのメッセンジャーバッグやポーチなども展示、販売している。村上さんのグラフィックTシャツは、まさに文字に宿る力を感じさせるユニークでおしゃれな近代詩文が筆文字で描かれている。
「前掛けはデッドストックだったり、オークションで入手したりとさまざまですが、描いてある絵や文字に独特のインパクトがあり、デザインとして優れたものも多いんです。マニアックなジャンルとですが、こういうものがあるということを広く知ってほしいと思います」(正岡裕美さん)
前掛けバッグは裏地や取っ手にヒッコリー地を使い、リバーシブルで楽しめるようになっている。メッセンジャーバッグ10500円~。トートバッグ1万5000円前後。ポーチは大5000円、中4000円、小3000円など。
デニムのパッチワークバッグも、前掛けを使ったものや、デニムの裏地を使ったものなどデザインのバリエーションは豊富。というより、定番がなく、すべてが手作りで一点もの。「そのときどきで作りたいものを作っていますが、構図にもっとも時間をかけています」と話す正岡さんは気さくで話好き。語り出すと止まらないところもまた同展の楽しみ方のひとつだ。
5inch http://5inch.chips.jp/
村上恵流 http://www.megumi.tv/
「5inch×Keiryu special exhibition」 2011.10.25~31
@Art in Gallerly(東京都渋谷区神宮前4-25-3 開催中問合せ先TEL 03‐3402‐0191)
前掛けは絵文字がプリントではなく、染め抜きされており、かなり凝ったものも多いという
手描きのイラストや文字はプリントと違ってストレートに伝わってくるものがある
ユニークでおしゃれな近代詩文が筆文字で描かれているグラフィックTシャツ
(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)















