ドミンゴ「Brocante」2011AW展
“森の家”をテーマにワーキングスタイルを提案
古き良き時代の生活に心地良さを見出すブランドのコンセプトが伝わってくる
それぞれのファッションキャリアを経て素材や着心地にこだわりを持つ30代女性をメインターゲットに、大人の女性が着られるカジュアル服を提案する「Brocante」は今季で3シーズン目を迎える。ブランドコンセプトは、1950年代以前のヨーロッパにおけるウェアスタイル。麻やウールを多用するなど、その時代に生まれた技術や生活の知恵の詰まったスタイルを元に生まれた、カジュアルの原点と言えるスタイルの数々を提案している。
今季では、着心地にこだわったベルギーのコルトレイクリネンを使ったフードカーディガンやロングTシャツ、ワンピースなどがおもしろい。麻は吸水性や発汗性があり、昔は秋冬シーズンでも着用されていたとか。また、イギリスで名門の織物工場、ムーン社のブリティッシュウールで作られたジャケットやポンチョなどデニムに合わせてみたい独特の素材感だ。インディゴのシリーズもこだわりがある。浅めにしか染められなかった時代のままにグレー糸を横糸に入れて粗野な感じに仕上げている。他に、プロバンスプリントのラグランシャツも可愛いし、リトアニアリネンを使ったキッチンクロスなども使い勝手が良さそうだ。
「素材やデザインなど、その時代に生まれた価値やこだわりを今の時代に感じてもらうこと。そんな思いを詰め込んだ服づくりを目指しています」(デザイナーの平井桐香さん)
中心価格は、ジャケットやコートなどのアウター2万~3万円台、ボトム1万5000~2万円台、シャツ1万5000円まで、ニット1万5000~2万円台など。
4月27日に直営1号店が京都マルイにオープンした。古材を使用した内装とアンティークな家具を配した店内には、既存のアイテムに加え、同ブランドが提案するライフスタイル雑貨なども揃う。
(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)
ツイードにデニムを合わせたスタイルが新鮮
メンズっぽさもあるクラシックな雰囲気を楽しみたい
メンズっぽさもあるクラシックな雰囲気を楽しみたい
独特のデザインにオリジナルプリントが映える懐かしさもあるブラウス
浅めに染めたインディゴは国内素材を自社工場で縫製















