GINZA FASHION WEEKの一環として行われた
「デニム リクチュール イベント」
update: 2012/04/05
GINZA FASHION WEEKの期間中、銀座三越(9階・銀座テラス/デニムパーク)で同時開催された「リクチュール イベント」。今回はデニムをテーマに11ブランドが参加した。同イベントはリクチュール展実行員会が企画構成したもので、その中心となって活動しているのが、アトリエサボのわたなべけいこさんだ。
「リクチュールとは、リペア・リフォーム・リメイクの3Rを、デザイナーたちの手により、モノづくりのクオリティを高めていくことです。今の時代、デザイナー自らが服を作れるということが大事で、パタンナーにおいても絵心を持っているかどうかが重要になっています。これはリクチュールに限ったことではなく、仕事をする上で必要な交渉術に通じること。そうしたビジネスのやり方も含めて、リクチュールの分野をもっと広げていければと思っています」(わたなべけいこさん)
今回、出店したブランドは、「Amakiru」「DOWA」「name」「TOMOHIRO TOKITA」「PoPoKi」「MEGumi miura」「Yuko ITO」「SWAMP JEANS」「RE:B」「LOWRUNDER」の11ブランド。
「DOWA(ドウワ)」は、童話の世界をベースに自分なりに物語を構築し、DOWA(=童話)作者として今に表現するブランド。その世界は民話やアニメ、ゲーム、SF、ファンタジーなど幅広い。ウェアは中国内のセレクトショップでの販売が多いが、国内では最近、古着の目利きが注目されているデザイナーの山口大人さん。今春、大手ファッションビルの古着回収から販売までの仕組みをサポートするコンサルティングを手掛けるなど仕事のフィールドが広がっている。
ブランド「name¨ .¨」のロゴは、後ろの空欄括弧に客自身の名前が入るという意味で、自分自身の感覚で愛用してほしいという願いを込めている。そのこだわりを表現したクロコダイルの藍染めにデニムの風合いを出し、光沢感と強度の加工を施した「デニムクロコダイル」の財布(9万6600円)と、イタリアのリモンタ社のデッドストックデニムを使ったシャンブレー風財布「The earth denim」(2万9925円)が目を引いた。とくに、「The earth denim」は、内側の革に軽くて高級感のあるゴートを使っており、数量限定で販売。和装にも合いそうな独特の雰囲気だ。今後は「スーツに入るビジネス財布など、使うシーンを想定したモノやインバッグの小物も手掛けたい」とデザイナーの藁科(わらしな)順也さん。
デニム・ジーンズ リペアショップの「SWAMP JEANS(スワンプ ジーンズ)」は、その名の通り、ジーンズのリペア専門店。デニムのコレクターであり、アパレルの企画・生産を請け負ってきた経験から今年2月、同事業を立ち上げた。「その人の履いてきた歴史や風合いを崩さず、そのときどきの状態に合わせて一点もの感覚のリペアワーク」(塩原啓行さん)がモットー。デニム以外にチノパンツなども対応している。
(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)




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